Kumamoto next-generation venture
creation Consortium
Program
熊本テックプランター 2024年度年間プログラム
熊本テックプランターは、アグリ・バイオ等の自然共生型産業などの創出に向けて、次世代技術と情熱をもって熊本から世界を変えようとする起業化を育成することを目的とした創業支援プログラムです。
サイエンスブリッジコミュニケーターによるハンズオン支援、次世代ベンチャーコンテスト、ベンチャーのための勉強会、交流会、投資プレゼンなどを通して、新しい一歩を踏み出そうとする方々が、パッションをぶつけ合い、理解し、反応し合いながら、様々なアイデアを形にしていくことを応援します。
挑戦を支える5つの支援
株式会社リバネスのサイエンスブリッジコミュニケーター®が定期的な面談を実施し、個々のチームの状況に合わせたハンズオン支援を行います。支援内容はチーム作り、試作支援、初期の資金調達、広報PR等に関する相談のほか、県内外のパートナー企業とのマッチングサポートなど多岐にわたります。
熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアムおよびパートナー企業によって構成される審査員により、以下の各項目により審査します。
審査員が審査項目について評価を行い、最優秀賞1チームが決定します。
2024年度 開催レポート
本コンソーシアムでは、創業支援プログラム「熊本テックプランター」の一環として、2024年7月20日(土)に次世代ベンチャー創出支援コンテスト「第9回熊本テックプラングランプリ」を開催しました。
本年は課題解決へのパッションをもつ研究者・技術者のチームが19チームエントリーし、書類選考を経て選ばれた9チームが口頭発表を行いました。会場現地では182名が参加、オンライン配信では44名が当日の様子を聴講しました。
審査員による厳正な審査の結果、地域開発パートナー企業による4つの企業賞、リアルテックファンドを運営するUntroD Capital Japan株式会社からリアルテックファンド賞、コンソーシアムより2つの優秀賞、そして最優秀賞が授与されました。
最優秀賞には、エクテルソン(発表テーマ:フレキシブルでウェアラブルな高性能マイク、代表者:小林 牧子/熊本大学)が選ばれました。チームには総額50万円の賞金30万円および事業推進費20万円、トロフィーが贈られました。
創業支援プログラム「熊本テックプランター」では、8月以降、パートナー企業とチームの連携加速のほか、経営・ビジネスについて学ぶ勉強会、熊本の地元事業者との交流会、概念実証や市場調査の支援、未来の仲間となる学生との交流会や資金調達の機会の創出などのプログラムを実施します。これらを通して、熊本から世界を変える一歩を踏み出す起業家・創業家を発掘・育成してまいります。
今後も、リバネスはコンソーシアムおよびパートナー企業をはじめ、本取り組みに関わってくださった皆さまとともに、引き続き熊本の創造的復興に貢献してまいります。
2024年度 熊本テックプラン
グランプリ結果
リアルテックスクールは、熊本テックプランターにエントリーした方を対象に、プランの実現に向けて必要なマインドや知識を学ぶ勉強会です。技術をベースに起業を目指す人、駆け出したばかりのベンチャーの方々を対象に、企業の経営に必要な知識として、会社設立のやり方や研究開発・知財、資金調達など、重要なポイントを学ぶことができます。
ベンチャーと地元事業者が交流を深め、地域の課題に対してベンチャーの技術をどのように活かせるかを議論し、新たなビジネスアイデアの創出のきっかけを作ります。
熊本テックプランターでは、資金ニーズのあるチームを対象に、県内外の参加ファンドに向けた投資プレゼンを行う機会を提供します。ハンズオン支援を経て、投資検討のステージに進むフェーズのチームにとって、エクイティ投資を受ける機会となるとともに、事業プランを練り込む機会としても活用いただきます。