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AMI株式会社が5.2億円の資金調達、肥銀ベンチャーファンドも出資

2020.05.14(木)write.熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアム事務局

 AMI株式会社(本社:熊本県水俣市、代表取締役:小川晋平)が、2020年5月までに5.2億円の資金調達を実施いたしました。同社は熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアム(構成員:熊本県・肥後銀行・熊本大学・熊本県工業連合会・株式会社リバネス)が実施する熊本テックプランターのエントリーチームです。

 

 AMI株式会社は、心疾患診断アシスト機能付遠隔医療対応聴診器(超聴診器)の開発及び遠隔医療サービスを主事業とする研究開発型ベンチャーです。熊本テックプランター に2016年にエントリー、ファイナリストに選出されたのち、熊本県が実施する次世代ベンチャー創出支援事業化可能性調査事業、「研究開発型ベンチャー支援事業/シード期の研究開発型ベンチャーに対する事業化支援(STS)」に採択されるなど、プランの実現にむけて大きく前進してきました。また、熊本大学の教員も複数同社の経営に参画するなど、産学連携も加速してきました。「超聴診器」の開発に加え、同社は現在「COVID-19遠隔聴診プロジェクト」も実施しています。

 

 今回、AMI株式会社は、CYBERDYNE株式会社および同社の子会社CEJキャピタル株式会社が運営するCEJファンド、リアルテックファンド、株式会社ドーガン・ベータが運営するベンチャーキャピタルファンド、肥銀ベンチャーファンドの計5社を引受先とする第三者割当増資を実施いたしました。今回の資金調達は合計で5.2億円となります。なお、肥銀ベンチャーファンドは、コンソーシアム構成員である肥後銀行が肥銀キャピタル株式会社と共同設立したベンチャーファンドです。この資金調達を元に、AMI株式会社は、「超聴診器」の医療機器としての製品化・事業化に向けてエンジニアの採用及び大規模臨床研究を行うとともに、遠隔医療への利活用を加速させます。

 

 今後も、熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアムは次世代技術と情熱をもって熊本から世界を変えようとする起業家の発掘・育成を進めます。

 

<AMI株式会社>

 AMI株式会社は、「救える命を増やしたい」という代表である医師の小川氏の想いにより2015年に創業、心疾患診断アシスト機能付遠隔医療対応聴診器(超聴診器)や遠隔聴診システムの研究開発を行なっています。 2018年・2019年度にはNEDO-STSに採択されました。またC-Startup最優秀賞、JHVS2019 Venture Award、メドテックグランプリ KOBE 最優秀賞など多数の賞を受賞しています。さらに、ARIA、JET、日本プライマリ・ケア連合学会、日本遠隔医療学会など学会発表も多数行っています。医療専門職や工学のプロフェッショナルといった多様なメンバーが「急激な医療革新を実現する」をミッションに研究開発に取り組んでいます。

・商号 :AMI株式会社 

・代表者 :小川晋平 

・設立 :2015年11月

・HP : https://ami.inc/ 

・所在地 :(本社)熊本県水俣市浜松町5番98号

2020.05.14(木)

write.熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアム事務局

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