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【実施報告】ベンチャー企業と学生の交流会「熊本テックプランター2019 キャリアフェア」を開催しました!

2019.10.28(月)write.熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアム 事務局

 2019年10月19日(土)に、熊本大学黒髪南キャンパス共用棟黒髪1にて、熊本テックプランターにエントリーしたベンチャー企業の創業者や研究者と、学生が交流する機会として「キャリアフェア」を開催しました。当日、参加者は熊本発ベンチャー企業の創業者や、それを後押しする熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアムの想いを聞き、ディスカッションを行いました。

 

【概要】
当日の流れ
13:00-13:10 開会、趣旨説明
13:10-13:50 ベンチャーピッチ1
      ①株式会社サイディン
      ②サイエンスファーム株式会社
      ③株式会社キュオール
      ④株式会社ケイ・アイ・ステイナー
13:50-14:05 休憩
14:05-14:45 ベンチャーピッチ2
      ⑤RNAハッカー
      ⑥AMI株式会社
      ⑦株式会社M-Cass
      ⑧トイメディカル株式会社
14:45-15:00 休憩
15:00-15:40 パネルディスカッション①
      「ベンチャー企業というキャリアを考えてみよう」
15:40-15:50 休憩
15:50-16:30 パネルディスカッション
      「ベンチャー企業と地方創生」
16:30-17:45 ブース交流会
17:45-18:00 閉会・写真撮影
18:00 終了

 

【ベンチャーピッチ】

 ベンチャーピッチでは、ベンチャー企業の創業者や研究者に7分間のピッチを行っていただきました。自分自身の学生時代の様子や企業に至ったきっかけについてお話いただく中で、社会課題を解決するという使命感や、好きな研究をより深めていきたい、社会に実装したいという気持ちを原動力にして、活動をしていることがわかりました。

 

【パネルディスカッション1】「ベンチャー企業というキャリアを考えてみよう」

登壇者:
株式会社サイディン 代表取締役社長 弘津 辰徳 氏
熊本大学大学院生命科学研究部 講師/株式会社ケイ・アイ・ステイナー 取締役CTO 藤原章雄 氏
熊本大学大学院先端科学研究部 助教 (RNAハッカー 代表)勝田陽介氏
ファシリテーター:株式会社リバネス 創業開発事業部/自然共生型産業研究所 所長 福田裕士

 

 パネルディスカッション1では、学生や大学の教員という立場からベンチャー起業を設立した創業者に、起業という一歩を踏み出したきっかけについて語っていただきました。それぞれの学生時代の経験を語っていただく中で、「人との出会い」が、その後の事業に繋がる研究テーマとの出会いや起業の起爆剤となったことを話してくださいました。また、キャリアの岐路については、起業はワクワクすること、好きなことを続ける結果としてたどり着いたものであり、特別なものではないということが分かりました。

 

【パネルディスカッション2】「ベンチャー企業と地方創生」

 

登壇者:
熊本県 企画振興部 企画課 戦略推進班 朝永 剛史 氏
株式会社肥後銀行 地域振興部 地方創生室 森 裕紀 氏
トイメディカル株式会社 代表取締役社長 竹下 英徳 氏
ファシリテーター:株式会社リバネス 地域開発事業部 戸金 悠

 

 なぜ熊本県や地方銀行がベンチャー企業を応援するのか、ベンチャー企業が生まれることが、どのように地方創生に繋がっていくのかについて、熊本県、地域銀行、ベンチャー企業がそれぞれの視点から語りました。ディスカッションの中で、熊本県、そして日本の人口減少の解決には産業の創出が必要であり、「熊本県で起業ができる」という雰囲気を協力して作り上げていく必要性があるという認識が、ベンチャー企業側と支援する側で共通にあることがわかりました。

 

【ブース交流会】

参加企業・チーム:
株式会社サイディン…シクロデキストリンの無限の可能性を追求する
サイエンスファーム株式会社…サイエンスの芽を育てる(エイズ完治薬の開発等)
株式会社キュオール…ヒト化マウスで創薬を加速し、がん患者を救う
株式会社ケイ・アイ・ステイナー…適切ながん治療を届けるため、新たな病理診断の仕組みを創る
トイメディカル株式会社…患者・医療従事者を笑顔に。世界初の排塩サプリメントの開発等
AMI株式会社…急激な医療革新を実現する。「超聴診器」の開発、遠隔聴診の実現等
株式会社ワイズ・リーディング…医療と医用画像の未来をAIが変える
株式会社M-Cass…ビジネスゲームで経営と経理会計とコミュニケーションを学ぶ
RNAハッカー…RNA hackingを利用した次世代型核酸医薬の開発

 

 パネルディスカッション後のブース交流会では、参加者がそれぞれベンチャー企業のブース席に移動し、個別に質問をぶつけました。、参加した学生からは、「学生時代は私たちとあまり変わらなかった人たちが起業した想いや起業後の苦労を生々しく感じることができた」、「熱意がすごい!こんな働き方がしたいと思った」、「一対一で詳しい話が聞けて勉強にもなり、それぞれの企業の活動に興味をもてた」との感想があり、ベンチャー企業でのインターンシップを希望する声もあがりました。今後、熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアムでは、インターンシップの実施をサポートしていく予定です。

ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。
熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアムでは、今後も熊本から世界を変えるベンチャー創出の活動を続けてまいります。

 

【本件に関するお問合せ先】
熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアム 事務局
株式会社リバネス 自然共生型産業研究所(担当:弘津・戸金)
〒860-0862熊本県熊本市中央区黒髪2-39-1

熊本大学インキュベーションラボラトリ―1階 
Email LD@Lnest.jp

2019.10.28(月)

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