熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアムでは、2019年2月11日（月・祝）に熊本県のベンチャーと学生が交流することを目的とした「熊本テックプランターキャリアフェア」を開催し、ベンチャー創業者、社員、学生など40名が参加しました。この取り組みは、創業応援プロジェクト「熊本テックプランター」の一環であり、ベンチャー企業の創業者や社員の声を聞くことにより、学生がキャリアを考えるきっかけにすること、ベンチャー企業の採用につなげることを目的としました。
今後は学生のベンチャー訪問等の活動へと展開し、学生とベンチャーが継続的に交流する機会も設けてまいります。

【当日の内容】

13:00-13:10　開会挨拶・趣旨説明
13:10-14:10　ベンチャープレゼン
14:20-14:50　パネルディスカッション①
　創業者：「やりたいことで生きていく！起業というもうひとつのキャリア」
14:55-15:25　パネルディスカッション②
　メンバー：「なぜベンチャーに入ったの？社員vs社長のホンネトーク！」
15:25-16:50　ブース展示／ワークショップ
16:50-17:00　閉会挨拶

【参加ベンチャー】

株式会社サイディン ＜熊本大学発＞（2016年度熊本テックプラングランプリ　最優秀賞）
AMI株式会社（2016年度熊本テックプラングランプリ　シタテル賞）
株式会社キュオール ＜熊本大学発＞（2017年度熊本テックプラングランプリ　最優秀賞）
サイエンスファーム株式会社 ＜熊本大学発＞（2017年度熊本テックプラングランプリ　ハクゾウメディカル賞）
トイメディカル株式会社（2017年度熊本テックプラングランプリ　あつまるホールディングス賞）
合同会社LST　（2018年度熊本テックプラングランプリ　日本ユニシス賞）
※参加ベンチャーは創業応援プログラム「熊本テックプランター」にて発掘・育成しているチームです。

【当日の様子】

まずはベンチャー6社より、自社の事業と創業における想いをプレゼンしていただきました。

パネルディスカッションの第1部では、起業というキャリアについて議論しました。社会人を経てから、研究員や教授を兼任しながらと、それぞれ経緯の異なる創業者のみなさんに、それぞれの決心のタイミングやきっかけをお話しいただきました。様々な思いのある中、創業者のみなさんが「起業は、やりたいことを早く実現するためだった。」ということを話していたのは印象的でした。

パネルディスカッションの第2部では、ベンチャーにメンバーとして入った方にそのキャリア選択の理由や、声をかけた創業者にはどのようにメンバーを誘ったのかをお伺いしました。ディスカッションのやり取りから見られたのは、創業者とメンバーのお互いの厚い信頼関係と、先の読めないことに挑むおもしろさがベンチャーの魅力でした。

最後には、学生がブースにてベンチャーに聞いてみたいことをを直接聞ける機会を設けました。学生からは「起業や新しいことを始めたいがどうしたらよいかについて相談できた」「楽しいことやきつかったことについて、より突っ込んで具体的に話が聞けた」という声をいただきました。ベンチャーからも「参加してくれた学生のような、活きの良い行動的な人材がうちに来てほしい」という声も上がり、盛況のうちに閉会いたしました。

熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアムでは、今後もベンチャー企業の人材獲得や、新しい創業人材の育成に力を注いでまいります。

【問い合わせ先】
熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアム　事務局
株式会社リバネス　戸金
TEL：050-1745-9826
Mail：LD@Lnest.jp